ゾンビは居る？家族がソンビになったら…

2023年3月30日

私はゾンビ映画が好きです。ゾンビは恐怖や緊張感があるだけでなく、アクションや生き残りへの共感、社会派的な要素など、様々な魅力を持っています。

ゾンビの原点については、複数の説があり、一般的には、ハイチの伝承に由来すると考えられている。ハイチの伝承では、「ゾンビ」は、呪術師が特殊な薬を使って、死者を蘇らせ、奴隷として使役する存在として描かれています。また、1968年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督の映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は、現代のゾンビ映画の原点と言われている。

私は、冗談半分に家族に言うのが「もし、あなたがゾンビになったら、躊躇なく撃つよ！」と。リアルにゾンビがいないのが前提な話ですが、ゾンビは絶対に存在しないのか？気になります。

ゾンビは存在する!?

死者が蘇り、襲ってくる恐ろしい存在として描かれるゾンビは架空の存在であり、科学的には存在し得ません。

しかし、現実には脳にダメージを受けたり、感染症や薬物の副作用などで、人間の行動や認識能力が変化して、ゾンビに似たような行動をとることはあるかもしれません。例えば、脳にダメージを受けた場合には、運動障害や認知障害、言語障害などが発生し、感染症や薬物の副作用によっては幻覚や妄想、暴力的な行動などが引き起こされることがあります。

ゾンビの魅力

ゾンビは人間の恐怖心を象徴している。生きている人間が、自分たちの仲間であるはずの人々が、突然襲ってくる死者となって戻ってくるという概念には、非常に恐怖を感じてしまう。また、ゾンビは、生者と死者の中間に存在する不気味な存在であるため、このような不気味さが魅力でもある。

さらに、ゾンビに対する生存戦略を立て、協力して生き残るというストーリー展開も人気でもあるようだ。このような物語では、登場人物たちが、過酷な状況下でどのように生き残るかが描かれ、人間の持つ生命力や希望が表現されている。

また、ゾンビは、人間の欲望や本性を暴露する役割も担っている。生存のために、他者を裏切る行為や、極端な手段に訴えることが描かれることが多い。現実社会上での問題であるため、そういった描写によって、視聴者たちに深い共感を呼び起こす。

オススメのゾンビ作品

人気が高くオススメのゾンビ作品を紹介します。

映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)

ゾンビ映画の金字塔的存在で、生き残りたちがショッピングモールでゾンビと戦うストーリー。

映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)

イギリスのゾンビコメディ映画で、主人公たちがパブを拠点にゾンビと戦う様子が描かれている。

映画「ワールド・ウォーＺ」(2013年)

ゾンビ映画はスター俳優が出演しないのがお役であったが、ブラッド・ピット主演。世界中で発生したゾンビ感染症のパンデミックを描く。

ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010年〜)

ロバート・カークマンのコミックが原作で、ゾンビが出現した後の人々の生き残りを描いた大ヒットしたドラマシリーズ。スピンオフ作品も人気。

ドラマ「キングダム」(2019年〜)

朝鮮時代を舞台に、ゾンビ感染症が蔓延する中で生き残りを求めて奮闘する王族たちを描いた韓国ドラマ。

ドラマ「ブラック・サマー」(2019年〜)

「Ｚネーション」というゾンビのドラマのスピンオフ作品で、ゾンビ感染症が発生した後の混乱期を描いたドラマシリーズ。

「Ｚネーション」はスピンオフの方が面白い!?

「Ｚネーション」とスピンオフ作品「ブラックサマー」のどちらがオススメかと言うと、両方とも魅力的な要素があり、好みによって異なると感じます。それぞれの作品に特徴があり、視聴者の嗜好によって異なるかもしれませんね。

「Ｚネーション」は、ゾンビアポカリプス後のアメリカを舞台に、人類の生き残りたちがゾンビと戦うサバイバルアクション。2014年から2018年に放送、全5シーズン(全68話)。登場人物たちが移動しながらさまざまな危険や困難に立ち向かう様子が描かれている。

ゾンビ作品のスタンダードな要素を持ち、アクション要素が強く、多彩なゾンビが登場など、シリアスな展開とコミカルな要素が絶妙にバランスされており、緊張感と笑いを同時に味わえる。

「ブラックサマー」は、ゾンビアポカリプス初期の混乱期を描いたスピンオフ作品。2019年に、Netflixオリジナル作品として全世界へ配信。シーズン２の放送が決定している。登場人物たちが人々の助けを求めながら、ゾンビの群れから逃げる様子が描かれている。「Ｚネーション」と比べるとシリアスな展開が多く、サバイバル要素よりも人間ドラマが強調されている。

リアルな演出と映像美、登場人物たちが直面する危機や苦難により重厚感、人間ドラマ的な要素も強く、深い感動を与える。また、ストーリーの展開が急速で、一話完結型のエピソードも多い。