「親はなくても子は育つ」育つには育ったが…子育てに重要なことは何?

2023年4月4日

「親はなくても子は育つ」育つには育ったが…子育てに重要なことは何?

これでも私には娘がいます。あなり、子育てした記憶がありませんが、一応大学に入学し、そこそこ勉強も出来、普通に育っています。 私は「親はなくても子は育つ」とふざけ半分に言っています。

もっと子育に真剣であれば、優秀になったのか? それとも、まったく関与していなければ、ダメ人間になったのか? 今ある結果から、後悔するように過去を振り返るしかありませんが、子育てに重要なこととは何なんだろうか?

親がなくても子は育つ。本当ですか?

一般的に、親の存在は子育てにおいて非常に重要な役割を果たしますが、完全に親のない環境で育った子供が生きていくことができた実例もあります。しかし、そういった例は非常に稀であり、多くの場合、親や保護者の存在が必要不可欠であると言えます。

親の存在は、子供の身体的、精神的、社会的な発達に影響を与えます。例えば、親が子供に愛情を与え、適切なケアを提供することは、子供の健康的な成長を促し、自己肯定感を高めることができます。また、親が子供に教育を提供し、社会性を教えることは、子供が社会的に適応し、自己実現を図るための重要なスキルを身につけることができます。

そのため、親の存在がない場合、子供は多くの困難に直面することになります。例えば、身体的な健康状態が悪化する可能性や、心理的な問題が生じる可能性があります。また、社会性を身につける機会が制限されることで、社会的な問題を抱えることもあります。

つまり、親がいなくても子供は育つことはできますが、その場合は社会や周囲の人々の支援が必要であり、子供自身が多くの困難を乗り越え、自立するための努力が必要となります。

子育てに重要なことは何?

子育てにおいて重要なことは多岐にわたります。

愛情を与えること

子供に愛情を与え、受け止めることは、子育ての基本中の基本。子供は、自分自身を受け止め、自己肯定感を高める。

安定した環境を提供すること

子供は、安定した環境の中で成長することが重要。家庭内のルーティンやルールを明確にし、子供に安心感を与えることが必要。常に夫婦喧嘩をしているのも悪影響を及ぼしますね。

コミュニケーションを大切にすること

子供とのコミュニケーションは、親子関係を築く上で欠かせません。子供に対して積極的に話しかけ、聞き取りを行い、子供自身が考え、意見を言いやすい環境を作ることが大切。

良いモデルを示すこと

親自身が良いモデルとなり、子供にとって良い影響を与えることも重要。親がポジティブな態度を持ち、適切な行動をとることで、子供は模範となります。外出先でのモラル、人の批判などは悪いモデルになりますのでご注意!

自立を促すこと

子供が自立し、自己決定能力を持つことは、大人になるための基礎となります。親が子供の成長段階に合わせ、適度な自由を与え、責任感を養うことが大切。

以上のように、子育てにおいては、子供に愛情を与え安定した環境を提供し、コミュニケーションを大切にし、良いモデルを示し、自立を促すことが重要となります。

親の育て方か子供自身 成長の影響は、どっち?

子供が大人になって優秀な人間、あるいはダメな人間になるかどうかは、親の育て方と子供自身の両方に影響されます。

親が子供に与える環境や教育は、子供の人格形成や行動に大きな影響を与えることがある。
例えば、親が子供に愛情を与え、適切なケアを提供することは、子供の身体的、心理的発達に良い影響を与えることができる。また、親が子供に教育を与え、適切な価値観を伝えることは、子供が社会的に適応し、自己実現を図るための重要なスキルを身につけることができる。

しかし、親の育て方だけが子供の将来に影響するわけく、子供自身の性格、才能、努力、そして周囲の人々や社会環境も、子供の将来に影響を与える。

つまり、子供が大人になって優秀な人間、あるいはダメな人間になるかどうかは、親の育て方と子供自身の努力の両方によって影響されると言える。

ただし、親が子供に与える影響は大きく、子供の将来に重要な影響を与えることがあるため、親は子育てにおいて責任を持つ必要があるのです。

親は反面教師になる必要はありますか?

親がダメで、子供は親を反面教師にして、優秀な人間になったという話を聞きます。ならば、親は悪く振る舞い、子供のために反面教師になろう!など考える親もいたりして…。

親が反面教師になることは避けた方が良いと言うのが答え。

親は子供の最初のロールモデル(お手本となる人物)。子供が親の行動を見て学ぶことが多いため、親が悪い行動をすると、子供に悪い影響を与える可能性が大いにある。

例えば、親が嘘をついたり、人を傷つけたり、不誠実な行動をしたりすると、子供はその行動を見て、「親はそれをしているから、それが正しいことなんだ」と思い込んでしまう。また、親が悪い行動をしているのを見て、子供が同じように行動することがある。

一方で、親が完璧である必要はなく、時には間違いを犯すことがある。その場合は、親自身が反省し、誠実に謝罪することが重要。そのような場合でも、親自身が反面教師とならないように、子供に向けた行動や態度に注意する必要がある。

人のふり見て我がふり直せ

「人のふり見て我がふり直せ」とは、周りの人の行動や態度を見て、自分自身も同じように行動し、態度を改める必要があるという意味。この言葉は、自分自身の行動や態度に対する反省や改善を促すために用いられる。

この言葉は、反面教師の親のことを言っているわけではない。むしろ、この言葉は、周りの人たちの良い行動や態度を見て、自分自身もそれに倣うことが大切であることを示している。この言葉を実践することで、自分自身がより良い人間になれる!

最後に

世の中では、子供の育った結果で、子育てが良かった、悪かったと評価されるケースがほとんどである。もちろん、本人の考えややる気、能力がなくては優秀に育たなかったと思います。

ここで言いたいのは、自分がりっぱに育ったのは、自分自身であること。その育つ環境や影響に、大きく親が存在していたことです。

そして、育ててくれたことを、子供本人が周りにリスペクトして言うことであって、当事者座でない周囲の人間が、とやかく言うのではない。お前らの子育てはどうだったんだよ!と言いたい!